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モンテーニュ通りのカフェ
2008 / 08 / 19 ( Tue )
*ネタバレ注意〜

パリ8区。
劇場やオークションハウス、ホテル等が立ち並ぶモンテーニュ通りの一角にある
《カフェ・ド・テアトル》。
数日後、クラッシックコンサート、オークション、舞台初日を同時に迎えるため大忙し。
客のなかには、有名ピアニスト、女優、美術商、映画監督など、あらゆる人々。
パリに憧れやってきたジェシカは、そこで働くことになる。
ジェシカは彼らと少しづつ関わりながら、その人生を垣間見る。
そして訪れるそれぞれの人生の幕開けは。

ジェシカが、とってもキュートなヤツでした。
物怖じすることなく好奇心旺盛で、とにかく前向きだけど浮かれているところもなくて。
でも主人公です、という感じではなくて、
ピアニスト、女優、美術商、その周りの人々の人生に関わっていくときの
さりげなさ加減がナイスだわと思いました。
カフェで働いてるからなんだけどね。
そんな華やかな人たちにも臆することなく、
意見を求められて率直に感想を言ったりして、
それが彼らの心に響いて、自分の気持ちを再確認するきっかけになったと思う。
この映画に好意を感じるのは
夢を手にした人だけでなく、諦めた人にもスポットをあててくれているからだと思う。
一見、成功して富も名声も手にしたような人たちにも悩みがあって
才能がないからと陰で支える側を選んだ人たちにもご褒美があって
結局、みんな同じなんだなぁーと思えてくる。ニクイわ。

オリジナルタイトルは《オーケストラシート》
良い席を求めて最前列に座っても、近すぎると何も見えない。という意だそうな。
座ってみなくちゃわからないってこともあるよね。
そこから、その壁に気づいたときから
次の扉が用意されてるのかも。


『踏み出すことが大切なのよ。そこから私の人生は輝き始めたわ。』

ところで、ジェシカの彼氏にはもっと
溌剌とした若者がいいなぁ〜と思う私でした。

管理人さんも、親近感のわくキャラで
管理人室に、女3人が集まってるとこなんて
放課後の部室(?)のような雰囲気が楽しい。
大人だからキャピキャピしてるわけじゃないいんだけども。。

おばあさんもとっても可愛くて
このおばあさんあってのジェシカなんだなーと。
『あなたはラッキーね。』とピアニストに言うシーンでなぜか
泣けてきました。花束をあげたくなる人だなぁ。
そのおばあさん役の女優さんは、
この映画の撮影直後にお亡くなりになったそうです。
映画の根底を支えてる気がしました。
拍手・・!!


公式サイト
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